登録販売者試験は120問4時間|章ごとの出題数と時間配分
登録販売者試験は5つの試験項目から合計120問が出題され、試験時間は前半・後半あわせて4時間です。1問あたりにかけられる時間は約2分。ただし項目ごとの出題数には偏りがあり、「主な医薬品とその作用」だけで40問と全体の3分の1を占めます。時間の区切り方や出題の順番は実施主体によって違います。
5項目で120問
関西広域連合の令和8年度受験案内には、前半(12:00〜14:00)に「医薬品に共通する特性と基本的な知識」20問と「主な医薬品とその作用」40問、後半(14:45〜16:45)に「人体の働きと医薬品」20問、「薬事に関する法規と制度」20問、「医薬品の適正使用と安全対策」20問と記載されています。試験方法は「マークシート方式による筆記試験」です。
| 試験項目 | 出題数 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 20問 | 17% |
| 人体の働きと医薬品 | 20問 | 17% |
| 主な医薬品とその作用 | 40問 | 33% |
| 薬事に関する法規と制度 | 20問 | 17% |
| 医薬品の適正使用と安全対策 | 20問 | 17% |
| 合計 | 120問 | 100% |
※ 関西広域連合の令和8年度受験案内より(確認日 2026-09-30)。「120問」は各項目の合算です。受験案内に総数としての記載はありません。割合は当サイトの計算です。
「主な医薬品とその作用」が40問で、単独で全体の3分の1です。ほかの4項目はすべて20問なので、この項目だけが倍の重みを持っています。学習の配分を考えるときの基準になります。
時間は4時間。1問あたり約2分
関西広域連合の場合、前半2時間で60問、後半2時間で60問です。単純に割ると1問あたり2分になります。
関西広域連合の受験案内には「試験開始後30分(12時30分、15時15分)を超えての入室は認めません。」「前半試験のみ又は後半試験のみの受験はできません。」と記載されています。
時間の区切り方は実施主体で違う
同じ120問でも、前半と後半の分け方や開始時刻は揃っていません。
| 実施主体 | 令和8年度の試験時間 |
|---|---|
| 関西広域連合 | 12:00〜14:00/14:45〜16:45 |
| 北海道 | 10:30〜15:55 |
| 宮城県 | 10:30〜12:30/13:55〜15:55 |
| 茨城県 | 12:30〜14:30/15:15〜17:15 |
| 東京都 | 10:00〜15:30 |
| 埼玉県 | 10:00〜12:00/13:30〜15:30 |
| 愛知県 | 12:00〜17:15 |
| 広島県 | 10:00〜15:30 |
| 愛媛県 | 10:00〜15:30 |
| 福岡県 | 10:30〜16:00 |
※ 各実施主体の公式資料より(確認日 2026-09-30)。当サイトが確認した範囲です。集合時間や開場時間は別に定められています。
前半・後半に出る項目も違う
関西広域連合は前半に「医薬品に共通する特性」と「主な医薬品とその作用」を置いています。一方、東京都は午前に試験項目1〜2、午後に3〜5という構成です。愛媛県は午前に「共通特性」「人体」「法規制度」、午後に「主な医薬品」「適正使用」となっています。
40問ある「主な医薬品とその作用」が前半に来るか後半に来るかで、体力の使い方が変わります。申し込む実施主体の受験案内で、どの項目がどちらに入るかを確認しておくほうがよいと考えます。
出題範囲は厚生労働省の手引き
関西広域連合の受験案内には「厚生労働省が定める『試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月一部改訂)』から出題します。」と記載されています。
この手引きはPDFで公開されていて、誰でも読めます。本文は418ページあり、章ごとの分量は出題数と比例していません。
| 章 | 出題数 | 本文のページ数 |
|---|---|---|
| 第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 20問 | 20ページ |
| 第2章 人体の働きと医薬品 | 20問 | 36ページ |
| 第3章 主な医薬品とその作用 | 40問 | 148ページ |
| 第4章 薬事に関する法規と制度 | 20問 | 174ページ |
| 第5章 医薬品の適正使用と安全対策 | 20問 | 40ページ |
※ ページ数は当サイトが手引き(令和8年4月一部改訂)の本文を章ごとに数えたものです(確認日 2026-09-30)。
詳しくは独学できる?出題範囲は厚労省の手引きで公開されているで扱っています。
持ち込みと試験中のきまり
関西広域連合の受験案内には、試験時間中に机の上に置けるのは「受験票、筆記用具、時計以外のものは置くことはできません」と記載されています。時計はスマートウォッチなど多機能付のもの、アラーム機能があるもの、秒針音のするもの、キッチンタイマー、大型のものは不可で、忘れた場合の貸出はありません。携帯電話を時計として使うことも禁止されています。
試験時間中は目薬・耳栓も使えないと明記されています。細かい規定は実施主体ごとに異なる可能性があるので、受験する実施主体の受験案内を必ず読んでください。
まとめ
- 5項目から合計120問。試験時間は前半・後半あわせて4時間
- 「主な医薬品とその作用」だけが40問で、全体の3分の1
- 他の4項目はすべて20問
- 1問あたりにかけられる時間は約2分
- 時間の区切り方も、前半・後半に出る項目も実施主体で違う
- 出題は厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」から
- 手引きの分量は出題数と比例しない。第4章は20問で174ページ
- 前半のみ・後半のみの受験はできない。遅刻の入室期限もある
合格に必要な得点は7割正解でも落ちることがある、実施主体ごとの受験手数料は受験料は実施主体で違うにまとめています。
情報源:関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験受験案内、厚生労働省 登録販売者試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月)、東京都 令和8年度登録販売者試験について、北海道 令和8年度登録販売者試験の実施について、宮城県 令和8年度登録販売者試験 試験案内、茨城県 令和8年度登録販売者試験 案内書、埼玉県 令和8年度登録販売者試験 受験案内、愛知県 令和8年度登録販売者試験について、広島県 令和8年度医薬品登録販売者試験の実施について、愛媛県 令和8年度登録販売者試験、福岡県 令和8年度福岡県登録販売者試験実施要領(確認日 2026-09-30)